BMWグループ100周年を記念したミニの限定車
BMWグループが100周年となる2016年。ミニからも100周年記念限定車が登場した。その名も「MINI Victoria(ミニ・ビクトリア)」だ。
300台限定で発売されるミニ・ビクトリアは、イギリスの国旗、ユニオンジャックにをモチーフにした「ペッパー・ホワイト」「ブレイジング・レッド・メタリック」「ディープ・ブルー・メタリック」という3色のボディカラーをもつ。
さらに、ボディカラーとコントラストが映えるカラード・ミラーキャップ、サイド・ストライプが特徴だ。
また、シート・ヒーター、コンフォート・アクセス(キーの操作不要でドアの解錠・施錠・エンジン始動が可能)、ナビゲーション・パッケージといった、とくに女性に人気の装備が採用されている。
ベースとなるのは、燃費と扱いやすさに優れた1.2リッターターボを積む「MINI ONE(ミニ・ワン」の3ドアと5ドアモデル。トランスミッションは多くのひとが運転しやうい6速オートマティックだ。
車名のビクトリアはバッキンガム宮殿などがある、イギリスはロンドンにある街「ビクトリア」に由来している。この街は、歴史的た建物と近代的な高層ビルが調和していて、イギリスの過去から未来を繋ぐ場所だ。また、交通の要所でもあり、この場所に時代を超えてミニの魅力を発信し続けたいという意味を込めて名付けられたのだという。
ミニ・ビクトリアの導入で、これまで国産車に乗ってきたひとや、女性ドライバーへ、広くミニの魅力を伝え、ファンを増やしたいと考えるBMW。日常の扱いやすさが際立つミニ・ワンをベースにし、ミニの特徴でもある個性的なオシャレさを全面に押し出したミニ・ビクトリアは「初めてのミニ」にピッタリの1台だろう。