乗用車で配達してもいいし商用車に家族を乗せてもいい
また大きな違いとして、商用車のほうがハードに使われることもあって、車検が毎年になる。乗用は2年毎だが、商用も2年を1年ずつに分けたというイメージなので、手間はかかるとしても費用が大きくかさむということはない。
もちろん車両の構造にも違いがある。まず、リヤシートはリクライニングなどしない固定式としつつ、折り畳めなくてはダメ。
後席の面積よりも荷室の面積が大きくするなど、寸法にも制限がある。ハイエースなどのバンの後席は、簡易的なペナペナのシートだったりするのはそのためだ。
あくまでも荷物を積むのが商用車で、ひとをたくさん載せるのは本来の目的ではない。また、車重などから計算した最大積載量の表示も必要となる。
ただ、以前必要だった、リヤクウォーターガラスの防護のためのバーなどは規制緩和で必要はなくなっている。
これらの条件をクリアすれば、5ナンバーから4ナンバーに変更することも可能で、税金をはじめとしたコストを抑えることもできる。ちなみに、乗用車で配達してもいいし、商用車に乗って家族でドライブに行ってもいいので、悪しからず。