ベスモコンビのふたりが筑波でFF最速車を全開にする!
ドイツにある世界一過酷なサーキットといわれる、ニュルブルクリング北コース。ここを舞台にメーカーの威信をかけたタイムアタックが繰り広げられている。
口火を切ったのは2011年にタイムを記録した「ルノー・メガーヌR.Sトロフィー」だ。2014年にそれを破ったのが「セアト・レオンSTクプラ280」で、タイムは8分を切った。それを受けたルノーは、2015年、新型の「ルノー・メガーヌR.S.275トロフィR」を持ち込み記録を更新する。
そして同年、ホンダが満を持して参戦! かねてよりニュルFF最速を出すという公約どおり、「ホンダ・シビックタイプR」で最速ラップを叩き出した。
しかし2016年、この記録を破る記録が現れた。「フォルクスワーゲン ゴルフGTIクラブスポーツS」である。
今回我々は、「ホンダ・シビックタイプR」と、ニュルアタックマシンに近い、「フォルクスワーゲン・ゴルフGTIクラブスポーツ・トラックエディション」をホームコースである筑波サーキット・コース2000に持ち込んだ。ドライバーはドリキンこと土屋圭市さんと、桂 伸一さんというベストモータリングコンビ。果たしてどんなタイムが出るのか?