フェルディナンド・ヤマグチが見かけた驚きの横転事故
2ヶ月ぶりのご無沙汰です。フェルディナント・ヤマグチです。
「週刊で書く」、と編集の方と固い握手を交わしたにも係わらず、気が付けば隔月掲載のスローペース。深く反省しております。反省するのは猿でも出来る訳でして、言い訳を並べるヒマが有ったらトットと原稿を書いていきましょう。
少し前に広島空港から高速へ向かう一般道路で、頻繁にネズミ捕りをやっているから危ないよ、という記事を書きました。広島には本業のリーマン稼業で出かける機会が多いのですが、今回も当地で拾ったトピックスを。
仕事が終わり、レンタカーで広島空港に向かっていました。思ったよりも打ち合わせが伸びてしまい、フライトまであまり時間が有りません。やや焦って運転していました。こういう時に限って道が混むものです。山陽道へ繋がる自動車専用道路は、混む時間でも無いのに謎の渋滞でピクリとも動きません。事故でも有ったのでしょうか。中には強引にUターンを決めて、来た道を引き返してしまうクルマもある。
そうこうする内にノロノロと列が動き始めた。渋滞の先にあったのは、横転したトラックです。
未だパトカーも到着していない事故直後。周囲には巻き込まれたクルマも見当たらない。どうやら単独事故のようです。一体何が起きたのでしょう。
クルマが進まないので、状況を把握するために車外に出ると、同じように何人もの人が道に出ています。中には「こんな直線で事故るなんて、直ドリでもしてたんじゃねーのww」と毒づく人もいます。マリオカートじゃないんですから、しかもトラックですしね。直ドリは難しいでしょう。
こちらの車線に散乱していたデブリが撤去されたのでしょうか、10分ほど経つと、渋滞はウソのように解消されました。事故車の傍らには、運転手と思しき方が路上に呆然と座り込んでおられました。「お怪我は?救急車を呼びますか?」と尋ねると、平然と「なーんも」と、仰います。ご無事で何よりでございました。
事故車両の横を抜けると、渋滞はウソのように解消し、何とかフライトにも間に合いました。左側の壁面にはタイヤの跡がクッキリと付いています。直ドリではなく、どうやら居眠り運転のようでした。
ということで、読者の皆様も運転中に眠くなったら速やかに休息を!