運がよければ幻の試作ロータリーエンジンに出合えるかも!?
現在は展示されていないが、工場試作までいった幻の日産ロータリーエンジンも所蔵。リクエストが多ければ、御披露目される可能性もあるそうだ。館内はエンジンの30年分の技術進歩を見られるように、主に1960年代から1990年代までのものを古いものから順番に並べている。
エンジン単体だけでなく、メカニズム解説、部品の分解展示、時代時代の進化過程を見られるコーナー、さらには横浜工場の現行エンジンや製造ロボットによる製造工程のデモンストレーションもありと、1日見て回っても飽きない。
ミュージアムは入場無料、予約の必要はないが、初めて来館するのなら横浜工場の工場見学(3カ月前からの受け付け、2名以上から申し込み可能)がお勧めだ。エンジンの製造現場の見学(希望があればR35GT-RのVR38エンジンの製造現場の見学も……)はもちろん、スタッフによるゲストルーム内の案内、質問コーナーが設けられ、よりエンジンについて理解が深められる。もちろん、一般来場でも時間が許せば、スタッフが対応してくれるのでご安心を!
全国に数多くの自動車博物館はあるが、エンジンに特化したのはこの横浜工場ゲストホールだけ。エンジンのメカニズムに付いてもっと知りたいと興味が湧いたなら是非訪れてほしい!
●所在地
横浜工場ゲストホール
神奈川県横浜市神奈川区宝町2
電話:045・461・7090
営業 10:00〜16:00 定休 日曜、年末年始 入場無料
※ 工場見学は3カ月前、2名以上から受け付け
【詳しくはこちら】
http://www.nissan-global.com/JP/ENGINEMUSEUM/