累計10万台を突破した通信サービスはほぼ全車に標準装備
車載通信モジュールによって、ネットワークと通信を行い、より安心・安全なドライブを実現する「BMWコネクテッド・ドライブ」が累計10万台を突破したと発表された。
このBMWコネクテッド・サービスは
●BMW SOSコール
エアバッグが展開するような重大事故のとき、自動的にSOSコールセンターに連絡が行き、事故の状況や車両の状態といった情報も送られる。つまりドライバーが意識を失った状態でも救急対応が行われる。
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●BMWテレサービス
①自動テレサービス:車両の整備関連のデータが指定されたBMW正規ディーラーへと送られ、その情報に基づいてメンテナンスの準備が進められるので、サービス予約も簡単でスピーディな作業が受けられる。
②バッテリーガード:ルームランプやハザードランプの消し忘れでバッテリーの電圧が低下すると、オーナーへとEメールで通知してくれる。また、ディーラーへも通知される。
③エマージェンシーサービス:車両にトラブルがあった際、車載のコントロールディスプレイ操作で、オペレーターと音声通信が可能。また、ガソリン残量や走行状況などのデータもコールセンターへと送られるため、迅速な対応が可能となる
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さらにオプションで、
●BMWドライバー・サポート・デスク
運転中にオペレータと通信してナビの目的地を検索&設定してもらえる機能
●BMWリモート・サービス
スマートフォンでドアのロックやアンロック/エアコンの作動といった車両の遠隔操作が可能となる機能
●BMW コネクテッド・ドライブ・サービス
①BMW オンライン:車内のディスプレイで最新の天気やニュース、目的地の情報を検索できる
②BMW Apps:スマートフォンのアプリを車載ディスプレイに表示して、自動車側のスイッチ等で操作できる機能
が付けられる。
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BMWがスゴイのは、この機能、現在Z4を除く全車種に標準装備していることだ。より安全・快適なドライブを提供したいというBMWの思想が伺える。