【意外と知らない】燃費良好のディーゼル車がもつ5つのデメリット (2/2ページ)

ガソリン車よりもメンテコストがかかる場合も!

③専用エンジンオイルも高い

 維持費(メンテナンス)でいえば、最新のクリーンディーゼル専用エンジンオイルもガソリンエンジンに比べると高価な傾向にある。もっとも、ガソリンエンジンであってもこだ高価なオイルを使っているというこだわり派であれば、それほど気にしないというユーザーもいるだろう。

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④定期的にドライバビリティが低下する

 そして、ディーゼルエンジンと付き合っていく前に知っておきたいのが「DPF再生」である。排ガス中に含まれるPM(パティキュレートマター・粒子状物質)を捕捉して、クリーンな排気を実現するためのDPF(ディーゼルパティキュレートフィルター)と呼ばれる仕組みがある。このDPFは定期的に捕捉したススを燃焼させて再生(クリーニング)する必要がある。高速走行中にDPF再生が働くのであれば、あまり問題ないが、シチュエーションによってはドライバビリティが悪化するのはもちろん、ちょい乗りが多いユーザーでは再生のスパンが短くなるなど使い方にマッチしないケースも出てくるだろう。

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⑤振動・騒音はまだまだうるさい

 最後に忘れてはならないのは、エンジン由来のノイズやバイブレーションだ。とくにノイズは気になるポイント。ドイツ車に見受けられるのだが、防音などをしっかりとした車内では気にならないが、車外で聞くと「カラカラ」としたディーゼルノイズが騒々しいクルマもあるので注意が必要。早朝や深夜にクルマを出し入れすることが多く、その音が近所迷惑になりかねないような住環境であれば、車外でのノイズについては要チェックといえる。

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山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

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スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
趣味
モトブログを作ること
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菅麻貴子(作詞家)

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