この記事をまとめると
■クルマのフロントガラスが曇る理由は水分がガラスに付着するため
■エアコンの使用によって曇りは除去可能
■根本的な対策としてケミカル剤の使用やガラスの汚れを取っておくなどがある
まずはエアコンの使い方をマスターすべし
フロントガラスがなぜ曇るかというと、空気中の水分がガラスに付着するから。ではどういうときに、空気中の水分がガラスにくっついてしまうのか。大きな理由は、次の2つ。
1、車内の湿度が高い
2、外気と車内の気温差が大きい
梅雨時に車内が曇りやすいのは、濡れた傘や荷物を車内に入れることで、車内の湿度が高くなるから(乗車人数が多いときも、人の呼気で湿度が上がる)。
湿度を下げるには、エアコンをONにするのが一番有効。通常、エアコンのスイッチを入れれば、曇りはすぐに取れていくが、より素早く曇りを解消したいときは、エアコンの吹き出し口を「デフロスタ」(窓のマーク)にセット。オートエアコンのクルマなら、はじめから、「デフロスタ」のスイッチを押せば、自動的にエアコンもON。
通常は「外気導入」が基本だが、夏場で、外気があまりにも湿度が高いときは、「内気循環」の方がベターというケースも考えられる。
また、設定温度があまりに低いと、ガラスの外側で結露して曇り出すこともあるので、自分自身が快適な温度に設定すればOK。傘に荷物、服などについた水滴を少し払ってからクルマに乗り込むようにすることも、車内の湿度を下げるのには有効だ。