ファッションブランドの営業車からバイクの搭載まで
ファッションブランド「TOMS」が2016年3月から営業車として使用しているカングー。「ぱっと見、車幅もあって運転がしにくいかと思いきや、全然そのようなことがなく驚きました。使い勝手が凄くよかったです」とのこと。
東京を拠点としながら地方に出張に行くことが多く、よく長距離を走るというカングーは「荷物が沢山つめるということが、商用車として良いですね。あと、乗用も兼ねていて疲れないんです」
「TOMSはアルゼンチンなどで裸足で生活をする子供達を救いたいという思いで会社が設立されています。カングーのサイドに書かれた『ONE FOR ONE』という、メッセージをカングーを通じて伝えていきたい」と語ってくれた。また、インテリアはシートカバーを装着し、カラフルに仕上がっていた。
2016年レース開幕の春からカングーでサーキットを駆け巡っているオーストリアのオートバイメーカー「KTM」。トレーラーにはオートバイが3台入るような設計となっており、1台で全てが済むようになっている。
「オートバイ3台に工具を積んで、大人4人が乗車して移動するのですが、疲れないんです。あらゆるサーキットに移動するので、長距離を走りますが、疲れたという人は居ないですね。
その他にも名古屋テレビ「メーテレ 1個だけイエロー」カングーも登場した。
取材して驚いたのは、だれも不満を感じていないということ。荷室の広さなど、商用車としての使い勝手と共にとくに評価が高いのは、長距離移動の快適性だった。長時間クルマで走ることの多いフランス文化が生み出したカングーは、商用と乗用を見事に両立した希有なクルマなのだ。