革新的な技術ではなく既存の技術をトコトン磨き上げて効率を追求したもの
日本国内のみならず、海外でも高い評価を受け飛ぶ鳥を落とす勢いのマツダ。そのマツダの勢いを支えているのが、マツダの技術群「SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ・テクノロジー)」だ。
世界一のクルマをつくるために、これまでのクルマをつくる考え方とは違った全く別の発想が必要。そこでマツダはクルマの基本を白紙に戻しすべてをゼロからつくり直すという、大きなチャレンジを選択し、誕生したのが「スカイアクティブ・テクノロジー」なのである。
現在「スカイアクティブ・テクノロジー」が使われているのは、圧倒的な低燃費と「走る歓び」を生み出すエンジンが2種類。燃費の改善だけでなく、クルマを意のままに走らせる歓びをも実感させてくれるトランスミッションも2種類。そして軽量ながら高い剛性と、走る・曲がる・止まるというクルマの基本性能を飛躍的に向上させた軽快な乗り心地を両立させたボディとシャーシのプラットフォームの計6種類。
なお、アクセラハイブリッドに搭載されているハイブリッドシステムにも「SKYACTIV HYBRID」という名前が付けられているが、こちらはトヨタのハイブリッドシステムのライセンス供与を受け生産しているものであるため今回は割愛させていただいた。