プリウスやインサイトは増税にならない
一般ユーザーに関係する車種でいえば『電気自動車、天然ガス自動車、メタノール自動車、ガソリンハイブリッド自動車』は、その環境性を評価されて重課が適用されない。つまり13年超のガソリンハイブリッドカー(トヨタ・プリウスやホンダ・インサイト)の自動車税は、もともとの税額で据え置きとなっているのだ。
なお、この特例措置に関しては年度ごとに見直されるものなので、未来永劫ハイブリッドカーの自動車税が重課対象外という保証はない。また、現在エコカーとして減税対象となっている燃料電池車やクリーンディーゼル、プラグインハイブリッド車が新車登録から13年を迎える頃になれば適用外条件も見直される可能性が高いといえるだろう。
もっとも、自動車ユーザーからすれば、単純に年式で増税するというのは納得いかない部分もある。せめて一定の燃費と排ガス性能を満たしていれば、年式にかかわらず重課対象外とすべきという風に思うのだが、いかがだろうか。
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国土交通省・自動車税のグリーン化特例の概要(平成28年度)