いち早く助手席体験ができたラッキーなファンも
静岡県・富士スピードウェイにて行なわれているスーパーGT第2戦。予選日の5月3日、BMWの注目モデルであるM2クーペが初披露となり、たくさんのファンが見守るなか、エキゾーストサウンドを響かせた。
BMW M2は初代M3や2002ターボといったBMWのコンパクトスポーツの伝統を受け継ぐ最新モデルだ。このサイズ感を待ち望んでいたファンも多いことだろう。
今回M2はただのデモランではなく、コースインスペクションという大役も務めている。これはコース上に問題がないかを確認することで、このチェックでOKが出るとスーパーGTの予選や決勝レースを行なうことができるのだ。
そのほかにも、スーパーGTの公式モバイルサイト会員などに向けた特典のサーキットエクスペリエンスでも活躍。助手席ながらM2の走りを堪能できたファンはとてもラッキーだ。
イメージカラーともいえるロングビーチ・ブルーを身にまとったM2は、走行時以外はAパドック内にあるレストラン、ORIZURU前に展示されている。5月4日のスーパーGT第2戦・決勝レースを観戦予定のひとは、ぜひその姿を見てほしい。ただし、ORIZURU前の展示スペースは、パドックパスがないと入れないので注意が必要だ。
■BMW M2 クーペ
エンジン:3リッター直6DOHCターボ
最高出力:272kW[370ps]/6500rpm
最大トルク:465N・m[47.4kg-m]/1400〜5560rpm(オーバーブースト時500N・m[51.0kg-m])
トランスミッション:7速 M DCT
価格:770万円(税込)