高速道路はクルーズコントロールが燃費に有利だが、注意点もあり
ゴールデンウィーク(GW)が終わると今度は夏休み、観光に帰省に、愛車でロングドライブを楽しもうという方も多いことでしょう。お気に入りの愛車といっしょに、時間が許す限り、どこまでも走って行きたいというオーナーも少なくないのでは? とはいえ、ガソリン代もいっときほど安くはなく、レジャー予算だって厳しい昨今。遠方の目的地まで、少しでも節約したいと思ったら、方法は2つ。
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ひとつには高速道路などを効率よく利用するルート設定。そして、誰でも意識すれば可能なのが効果的に燃料代を抑えることのできるエコドライブです。 もちろん、ルート設定も省燃費には効果的です。単純に有料道路を使わなければ交通費が節約できるわけですが、渋滞や信号によるストップ&ゴーは燃費にはマイナス。有料道路の料金で燃費のマイナスをカバーできるほどの差が出ることは考えづらいのですが、燃費に有利で、時間も短縮できるとなれば、高速道路を使うほうがいいという判断がしやすくなるかもしれません。
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さて、高速道路において、極端な渋滞に巻き込まれないという条件で、一般道よりも燃費に有利といえるのは、前述したように基本的に信号がないのでストップ&ゴーがなく、一定速度で走り続けやすい環境にあるからです。 エコドライブというと、とかくゆっくり走ればいいと思いがちですが、長距離ツーリングを前提とするなら、できるだけ加減速をしない走り方が省燃費に効果的。
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また、空気抵抗値は速度の二乗で増えますから、速度もほどほどに抑えておくほうが有利といえます。 具体的に、渋滞していない高速道路という条件であれば、80〜90km/hの範囲で一定速度をキープして、もちろん走行車線を走るのがエコドライブの基本となります。そこで役立つのが一定速度を維持しやすいクルーズコントロール機能なのです。 注意したいのは、このところ増えているACC(追従クルーズコントロール)。
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先行車に合わせて自動で加減速してしまうので、速度を維持できずシンプルなクルーズコントロールに比べるとエコドライブのアシスト効果が薄まるということでしょうか。 もっともGW中の高速道路で順調に流れるシチュエーションを期待するのは難しいのですが、高速道路の渋滞予測情報などをチェックして、ルート設定の際に渋滞を回避できるような時間帯を考慮すれば、ストレスも使用燃料も少ないロングドライブが楽しめるはずです。 ご安全に!
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