先代モデルから300kg以上の軽量化を果たした
アウディのSUVシリーズ頂点に君臨しているQ7。登場から10年が経ち、2代目へとフルモデルチェンジを果たした。3リッターV型6気筒をスーパーチャージャーで武装したエンジンを積む3.0 TFSIクワトロ(4WD)が929万円〜、2.0 TFSIクワトロ(4WD)が804万円〜となっている。
注目ポイントのひとつは先代モデルに対して徹底した軽量化にこだわったというボディだ。アルミと高強度スチールを組み合わせて構成したボディで71kg、コンパクト化したドライブトレーンは約20kg、サスペンションやステアリング、ブレーキなどシャーシまわりで合計100kg以上、最大300kgものダイエットを果たした。
トランスミッションは新開発の8速ティプトロニックを搭載し、エンジンは2タイプが設定されている。ひとつは、先代モデルにも搭載していた3リッターV型6気筒スーパーチャージャー(333馬力/440N・m)。今回注目したいのが、2リッター直列4気筒ターボだ。TFSIエンジン本体は、燃料方式が気筒内直接噴射にポート噴射システムを追加したデュアルインジェクションに進化。これに高効率ターボチャージャーを組み合わせ、252馬力/370N・mというスペックとなっている。