登録から13年以上経つと自動車税が大幅アップ
登録から13年以上経つ車両の自動車税が10パーセントアップするのはご存じの方も多いだろう。ただ、そうなんだろうな、と漠然と思っている方も多いようで、実際はもっとシビアになっているのだ。具体的にいうと、平成27年4月以降(つまり現在)、15パーセントにアップした。
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クルマは文化とよく言われる。クルマ好きとしてまったくもってそうだし、旧車イベントにいって、ハコスカやフェアレディZ、セリカなど。はたまた最近ではハチロクなど、往年の名車たちを見ると、まさにクールジャパン。日本の宝だよなぁ、と思う。
メーカーも博物館をもっていたりもする。ホンダなら、もてぎのコレクションホール。トヨタなら、トヨタ博物館など。さらにほぼすべてのメーカーが規模はさまざまながら、自社の歴代車に触れられるスペースをもっている。またイベントなどに保管車両を引っ張り出してきて、デモランしたりして、我々の目を楽しませてくれる。
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まったくもって文化なのだが、肝心の維持体制というとお寒い限りだ。パーツについては今回は詳しく紹介しないが、メルセデス・ベンツやBMWはクラッシックセンターをもっていて、時間かかかるかもしれないけど、戦前モデルのパーツも供給してくれる。ちなみに彼らに言わせると「戦後モデルなんぞは旧車ではない」らしい。
そして維持という点で大きく関わってくるのが、税金だ。エコカーはグリーン税制などで負担は軽減されているが、それでも維持して走るすべてのシーンで税金は掛かってくる。最新エコカーでそれなので、旧車ともなれば目の敵である。