マツダ ウイメン イン モータースポーツ プロジェクト2期生を発表

 ドライビング・アカデミーや参加型モータースポーツに力を入れているマツダが「モータースポーツ界における女性の活躍」を推進していくプロジェクトとして、FIA(国際自動車連盟) Women in motorsport commissionアジア代表委員で、レーシングドライバーの井原慶子選手とともに活動を始めた「Mazda Women in Motorsport Project」。その2年目のシーズンに合流した2期生の新メンバー9名を、東京お台場で開催されたモータースポーツジャパンの会場で発表した。

MAZDAwim「Mazda Women in Motorsport Project」は2015年にスタートしたモータースポーツ界で活躍する女性を発掘・育成するプロジェクトで、昨年は26名の一般女性が参加した。マツダの美祢試験場(山口県)で約3か月の訓練を行ない、実際に耐久レースなどを経験。「走る歓び」の体験を通じてそれぞれの目標に向かって進んでいるという。

MAZDAwim3井原選手は「今回は300件を超える応募があった」ということで、3月に開始された第2期生の募集は多数のアクセスがあり、約100件の書類選考から最終的に9名の新メンバーが決定となった。今回は本格的なレーサーを目指す5名に加え、ドライバー以外でモータースポーツへの関わりを目指す研究メンバー4名が採用された。

 写真は上左から、ドライバー枠の猪爪杏奈さん、山本絵里子さん、水貝澄花さん、大石真美さん、吉本舞桜さん。そして研究メンバーの吉江優美さん、服部絢子さん、後藤瑞季さん、大平夢見さん。

 今回も5月からの美祢試験場での基礎訓練を経て、ロードスターパーティレース、マツダエンデュランスレース、ツインリンクもてぎで開催されているエンジョイ耐久レース(JOY耐)、ロードスターメディア対抗4時間レース、そしてスーパー耐久レースへの参戦を計画していくという。また、新型マツダMX-5(日本名:ロードスター)を使用した海外レースへの参戦も視野に入れているという。

 彼女たちの今後の活躍に期待したい。


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