新しいモータースポーツ・シーズンの始まりを告げるイベントとなったモータースポーツジャパンが4月16日開催スタートした。東京お台場の特設会場を舞台に2日間の日程での開催となる。
このイベントにモンスター田嶋も出展。アメリカ・コロラドで毎年初夏に開催されているパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで、前人未到の6連覇を達成している田嶋伸博選手も来場し、デモンストレーション・ランも実施した。ブースにはそのパイクスピーク参戦車両も2台持ち込んでいる。
そのうちの一台、電気自動車であるE-Runnner PikesPeak Specialは、昨年のマシンから一新となった2016年モデルが持ち込まれ、特設コースを走り回った。
画像はこちら 2016年モデルは、全体的に車高が下げられている。また、フロントのカナード部が拡張され、フロントスポイラーの前面部分はえぐられよりシャープな形状となっているほか、バッテリー冷却用のインテークが新たに設けられている。リアウイングは羽を1枚減らし、搭載位置もフロント側に寄せられている。下の写真は2015年モデルである。
ちなみに昨年マシントラブルで厳しいレースとなってしまったが、田嶋選手は「今年はもちろん9分は切る」と決勝への抱負を述べてくれた。マシンはこの後アメリカに向けた搬送作業に入るという。
100周年目の記念大会となる2016年パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは6月26日(日)に決勝が開催される。