EV運転時の「心地の良い状態」と「エキサイティングな状態」を確認
2010年12月に発売された日産の電気自動車「リーフ」が販売5周年を迎えた。それを記念し、EVの運転感覚をドライバーの脳波から言語化し、車両サイドに投影する機能を備えた特別モデルを製作した。エンジンのない斬新な電気自動車に乗った若者達の感情が路面に映し出される面白い映像となっている。
電気自動車の「楽しさ」を伝えるために脳波結果を路面に映し出しながら走行するリーフ。脳波とEVの運転感覚を表現した計33パターンの言語データーを自動的に合わせるシステムを搭載し、車両サイドに脳で感じた「ウオォォォ」などの言葉が反映される。
男女30人がリーフに試乗した脳波を測定した結果、EV運転時の「心地の良い状態」と「エキサイティングな状態」を確認することができたという。
今回の試みに実際使用された日産リーフは、2016年4月29日(金)から5月中旬まで日産グローバル本社ギャラリーに展示されるという。最新技術もここまで来たかという思いだ。自動運転をいち早く実用化しようと目指している日産だけに、もしかすると頭で考えただけでクルマが動く、そんな時代も実現するのかもしれない。