〈トヨタ・スープラ〉
スープラとはもともとセリカXXの海外名であり、日本国内では1986年にデビューしたA70 系から使用された名前である。今回のA80系スープラは’93年にデビュー。
「THE SPORTS OF TOYOTA」のコピーからもわかる通り、堂々とスポーツカーであることを宣言しての登場だった。搭載されるエンジンは2JZ型と呼ばれる直列6気筒エンジンで、NAとターボが用意され、当時の自主規制値いっぱいの280馬力を発生するターボモデルには国産乗用車初となる6速マニュアルトランスミッションが搭載されている(のちにNAモデルにも採用)。その後は数度のマイナーチェンジを経て、2002年に「平成12年度排出ガス規制」に対応できなかったため生産終了。スープラの名前は途絶えることとなった。
GT500には2002年の生産終了後もスープラで参戦し、スープラとしてのラストイヤーとなった2005年にも立川祐路と高木虎之介が乗るZENT セルモ スープラがチャンピオンとなっている。
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