【スーパーGT】続々と新車が登場するGT300クラスに注目! (1/2ページ)

スーパーカーからエコカーまでガチンコ対決!

 いよいよ開幕を迎えた、2016年シーズンのスーパーGT。30台のエントリーがあったGT300クラスは新車ラッシュとなり、新型プリウスをはじめメルセデスAMG GT、BMW M6、アウディR8など初お目見えのマシンが岡山国際サーキットに集結した。

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 GT300クラスはバラエティに富んだ車種が出走することもあり、ファンからの人気も高い。たくさんのエントリーマシンのなかから、注目のニューカマーを紹介しよう。

 まずはプリウス。市販車も50型に生まれ変わったばかりだが、早速GTマシンも登場している。近未来的なルックスは、レースマシンになることでより際立っている。今年は2台のエントリーとなり、31号車は昨年と変わらず嵯峨宏紀と中山雄一のコンビ。もう1台の30号車は、1年ぶりのフル参戦になる佐々木孝太と永井宏明。装着タイヤはそれぞれブリヂストンとヨコハマタイヤということで、この違いがどう表れるのかにも注目したい。

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 つぎは4台がエントリーしているメルセデスAMG GT3。エンジンは市販車が搭載しているツインターボから、NA(自然吸気)に変更。昨シーズンまでのSLSに比べコーナリング性能が高まっているので、高速コーナーでのバトルが多く見られそうだ。初音ミクカラー・4号車グッドスマイルのステアリングを握る谷口信輝&片岡龍也コンビをはじめ、実力派ドライバーが勢揃い。2015年シーズンでタイトル争いを演じた11号車ゲイナーは変わらず平中克幸&ビヨン・ビルドハイム、さらに65号車レオンの黒澤治樹&蒲生尚弥、アニメのエヴァンゲリオンカラーに身を包んだ111号車の植田正幸&鶴田和弥というバラエティに富んだドライバーたちがステアリングを握る。

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 BMWはZ4からラグジュアリークーペのM6へスイッチ。ボディサイズは大きくなったものの、ソリッドな乗り味でコーナリングも速い。エンジンは同じ4.4リッターV8だが、ツインターボとなったことで直線での速さも手に入れている。2台がエントリーしており、マシンの開発も担当したBMWのワークスドライバーであるヨルグ・ミューラーと荒聖治のスタディ7号車、ホンダCR-Zからスイッチした、55号車ARTAは高木真一と小林崇志。

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 先日日本でも発表となったアウディR8は、GT3マシンになってより迫力が増している。空力面で先代よりも改良が進んでいるので、コーナリング性能にも注目したい。21号車ヒトツヤマは昨年同様にリチャード・ライアン&藤井誠暢、もう一台はアウディのドライビングレッスンも担当する加藤正将と、ル・マン24時間レースにも参戦経験のあるピエール・カッファー。

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