ドリフトも簡単にできるパワフルなエンジン
エンジンは3.5リッターのV6で、321ps、380N・mを発生する。これは十分なパワーだ。ドリフトしていてもアクセルを踏めば答えてくれるので楽しめる。出力特性は変えていても、ノーマルのマークX“GRMN”が搭載する3.5リッターV6と基本は同じだというから素性のいいエンジンだということがわかる。
そして何より、6速MTを組み合わせてくれたことが嬉しい。MTの感触もよく、ペダル配置も問題なかった。実際に荷重のコントロールもMTの方がしやすいので、走り好きがクルマを操るならやはりマニュアルがいいだろう。
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ブレーキは少し改善して欲しい点だ。ストロークが長めでタッチも柔らかい。86GRMNはもっとカチッとしたタッチだったので、同じ走り系のクルマとしてはもっとスポーティなセッティングにしてもいいだろう。また、ABSがやや早めに介入する点も気になった。
俺自身、昔マーク?に乗っていたので懐かしさも感じたマークX“GRMN”。セダンでありながらFRの走りの楽しさを味わえる貴重な存在だ。
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