エンジンは9psアップの165psを達成
2015年、シトロエンから独立したブランドとして新たにスタートをきったDS Automobiles。フラッグシップモデルのDS5が、新しいDSフロントマスクで発売された。
’15年の東京モーターショーにて、新しいフロントマスクを纏った、ブランド誕生60周年の限定モデル「DS EDITION 1955」を発表しているDS Automobilesだが、今回は量販モデルとしてラインアップされる。 新フロントマスクにはグリル中央にDSロゴ、ヘッドライトは見た目に美しい「DS LED VISION」と呼ばれるデザインになり、従来のシトロエン顔から大幅に変更された。18インチアロイホイールを標準採用している点も注目だ。
同時にエンジンも刷新。これまでと同じ1.6リッター直列4気筒ターボだが、パワーは9psアップの165psを達成。アイドリングストップの「ストップ&スタート機能」も加わり、エンジン内各部の抵抗を下げるための特殊コーティングがなされている。
パワートレイン刷新で燃費は33%もアップ
また、組み合わされる6速オートマチックも、シフトチェンジのスピードアップ、静粛性向上、ロックアップ領域の拡大などが図られた。これらにより、パワーはもちろん、燃費が33%向上した点も見逃せない。
その他、DS初採用となるレーンデパーチャーウォーニング(レザーパッケージに標準)のほか、ヒルスタートアシスタンス、サイド&バックカメラ、インテリジェントハイビーム(レザーパッケージに標準)など、安全装備やドライビングアシストが充実。フラッグシップモデルとして、より競争力の増した仕様となった。
展開はChic(シック)とChic Leather Package(シックレザーパッケージ)の2グレード。レザーパッケージは上記デバイスに加え、DENON Hifiオーディオやセミアリニン クラブレザーシートなどが装備され、45万円アップとなる。