GT-Rの認定中古車は不正改造を徹底排除
ディーラーが定める独自の基準に合格した素性の確かな中古車、それが「認定中古車」。中には変わり種の認定中古車があることをご存じだろうか。 同じ中古車でも「認定」の方が楽しいクルマ選びになるかもしれない。
バッテリー長期保証のリーフ
現在の日産を象徴する両極端ともいえるのがGT-Rとリーフ。この2台にも、当たり前のように認定中古車はある。この2台は看板モデルだけに、 日産としても手を抜くことはできない。ゆえに専用の中古車プログラムが用意されている。
まずはGT-Rの認定中古車基準はというと、初年度登録より5年以内の車両で事故歴がないこと。これは基本中の基本。さらにスポーツ走行によるダメージや、不正改造・チューニング などはすべて純正部品に交換され、新車と同様の保証、点検が受けられる状態にまで仕立てられる。そしてこれらの整備、部品交換は日産ハイパフォーマンスセンターが担当する。
リーフの認定中古車の基準は、初年度登録4年未満、走行距離5万km未満。肝心のバッテリーは9セグメント以上(新車時は12セグメント)あることなどが条件だ。そのうえで、5年10万kmのバッテリー保証が付き、保証期間中に容量計が9セグメントを割り込んだら無償修理となる。
安全はプライスレス! 専用の診断機器で動作チェック
スバル自慢の運転支援システム、アイサイト。アイサイトがあるからこそスバル車を選んだというユーザーも多いため、認定中古車でもアイサイトは購入においての重要なポイントになっている。
スバルの認定中古車では、多岐にわたるリフレッシュメンテナンスを行なったうえで、専門的な知識と技術をもったスタッフが専用診断機器「スバルセレクトモニター?」を使って複雑な電子制御システムを的確にチェック。アイサイトの作動が正常かどうかも確認される。取材したところによると「アイサイトが壊れていることはほぼないが、念のため」とのこと。
さらにステレオカメラの適切な視界を確保すべく、フロントガラスの汚れやキズなどもチェックしている。
輸入車メーカーでは低金利キャンペーンも
とにかく高額なイメージが強い輸入車だが、各輸入車メーカーの認定中古車では、3月末までの期間限定ながら低金利キャンペーンを実施している。
▼アウディ1.99% / 2.49% Sローン特別低金利キャンペーン
例え数パーセントの違いだとしても、実はバカにならない数字になるのが金利。例えば300万円を2年(48回)で支払う形にしたとして、2パーセント違うだけでおよそ13万円も支払総額が違ってきてしまうのだ。