セダン、ステーションワゴンに続き、Cクラスに新型クーペ登場
2014年7月に日本に上陸したメルセデス・ベンツCクラスセダン。その後、ボディバリエーションにステーションワゴンを加えたが、2016年3月14日にCクラス第三のボディバリエーションとなるクーペを発売することをッメルセデス・ベンツ日本(代表取締役社長 上野金太郎)が発表した。
今回、日本に導入されるメルセデス・ベンツCクラスクーペは、ベンツのフラッグシップモデルであるSクラスクーペのデザインを踏襲した威風堂々のフォルムが印象的だ。そのボディはアルミ材などを採用しながら軽量化を図るとともに、衝突安全もさらに磨き上げられている。
今回日本に導入されるエンジンバリエーションは1種類のみとなっており、1.6リッター直4ターボのC180(最高出力115kW[156ps])に7速デュアルクラッチの7G-トロニック・プラスを組み合わせたモデルとなる。
もちろん、5つのレーダーセンサーと1つのカメラを搭載するレーダーセーフティパッケージを搭載。フロントグリル内のミリ波レーダーは、中長距離を探索。さらに、フロントバンパー左右に近距離レーダーを加え万全を期している。
走りの基本性能となるサスペンションには、新たにアジリティ・コントロールサスペンションを開発。これは走行状況に応じてダンパー内のオイルの流量を変化させ、減衰力を調整してくれる画期的な可変ダンピングシステム。通常の走行時では油圧抵抗を減少させて快適な乗り心地を提供、しかもハードコーナリング時の大きな入力に対しては最大限の減衰力を発揮してくれるという。
新型Cクラス・クーペは、スポーティな走りを持ちながら、エレガントな外観と実用性を併せ持った先進モデルとなって登場した。
価格は、547万円からとなっている。