ハコスカGT-R用S20型エンジンの超精密モデルはホンモノ以上!?

大人気の1/6スケール超精密GT-Rエンジンモデルの第2弾登場!

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1969年にハコスカGT−Rに搭載されたS20型エンジンは当時の市販車としては世界を見渡してもほとんど採用されていなかった1気筒あたり4バルブの直6DOHCエンジン。160ps/18.0kg−mのスペックは最強であった!

 鳥取県米子市に拠点を構える「日下エンジニアリング」が昨年4月に販売し、大好評を博した、6分の1エンジンスケールモデルの第2弾、初代スカイライン・ハコスカGT−R(PGC10)のS20型エンジンモデルの仮予約受け付けを開始した!

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第1弾のRB26DETTエンジンスケールモデルには昨年末、日産ワークスであるNISMOのS2エンジン(4万8,600円・写真下左)、アフターパーツメーカーである東名パワードのGENESISエンジン(4万6,440円・写真上)、チューニングショップとして全国に名を轟かす神奈川県横須賀市のMine’s仕様(4万8,600円・写真下右、いずれも税込み、送料別)という3種類のコンプリートエンジンモデルを追加している。NISMOとMine’s仕様にはS20エンジン同様にシリンダーヘッドをホワイトメタル化し、本物同様に結晶塗装が施されている。初期生産分は各50個であったが、完売間近。次の生産は今年後半以降となるので、すぐ手に入れたいなら今がラストチャンス!

 2015年4月に販売されたスカイラインGT-R(R32型〜R34型)が搭載するRB26DETTエンジンスケールモデルは、初回生産分の100機が4日で完売するほどの高い人気だった。現在までのところ500機近い数を生産、販売しているという。

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読み取った測定値をパソコン上で造形化。ただし、見えない部分や影がそのまま出来上がるので、細部は実物を見ながら補正!

 人気の秘密は精度の高さと価格だ。製作には金型ではなく、最新の製造技術である3Dスキャナーを使用。本物のエンジンのパーツをデータ測定し、3Dデータ化を行い、一度に正確に造形試作ができるため、マスターを一つ一つ手作業で作る必要がなく短期間で製作でき、コストを抑えられるメリットがある。

 製作はシリコン型でレジンキャストをベースに、部分的にレーザーカット加工で製作したアクリルパーツを使うことで造形にメリハリを効かせている。今回のS20エンジンが、RB26モデルと異なるのはヘッドカバーの素材。本物同様に結晶塗装を施すため、金属のホワイトメタルで製作。結晶塗装は実車のGT-Rのレストアに特化したプロの職人に依頼するなど本物感に徹底的に拘っている。

 また、金属を使用したことで重量感が増し、手に持ったときに玩具っぽさがないこともメリットだろう。

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構成パーツは60点。見えないエンジン内部は簡素化しているが、補機パーツは細かく分割、組み合わせたときの本物感を高めている。組み立てはすべて日下エンジニアリングで行う!

 また、こうしたスケールモデルの製作は人件費などの関係から中国で行うことが多い。しかし、日下エンジニアリングのエンジンモデルは製造から組み立て、塗装を含めてすべて日本製。国内のスケールモデルメーカーでは数少ないメイドインジャパンモデルであるところも、超精密、高い再現性を実現できた理由だろう。

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第1弾のRB26DETTよりもさらに製造スピード、個々のパーツ精度もアップ。1機1機ハンドメイドで作り上げていく。エキマニやプラグコードの造形も非常に美しい!

 モデルのベースは初期に近い4ドアのGT-Rに搭載されていたK4ヘッドと呼ばれる最終仕様のエンジン。少しマニアックな話になるがS20型エンジンは年式によって、少しずつエンジンの形状や部品が異なる。今後はそうしたマニアの声にも応えていくようにバリエーションを増やしたいとのことだ。

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台座は高級家具にも使われるウォールナットを採用。透明感の高いアクリルカバーも付くのでディスプレイしても本体に埃が付かないのがいい。360°どこから眺めても絵になるエンジン。思わずニンマリ!

 本体サイズは全長150×全幅210×全高160mm(ベース、アクリルカバーを含む。ウォールナットの木製台座、専用のエンジンスペックプレートが付属し、気になる価格は5万9400円(税込み、送料別)。

 生産開始は3月末からで、商品発送は5月末〜となる予定。

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