ドリフトマッスルは日光/名阪/SUGO/間瀬/日光の5戦を開催
「今年の見どころはねぇ、やっぱり藤野! チャンピオン藤野をどう攻めるか、だね。今年は、D1のチャンピオン川畑と今村陽一という新旧のD1チャンピオンも殴り込みに来るからね。ドリフトマッスルのメンバーもどう立ち回るか、僕も楽しみにしているよ」
川畑真人選手はD1GPで、チームTOYOの看板ドライバー。2007年、2013年、2015年と過去3度のD1タイトルを獲得してきた逸材だ。2015年シーズンもドリフトマッスルSUGO戦にスポット参戦している。
今村陽一選手は、D1GP開催初年度から参戦。これまで2003年、2009年~2011年に3年連続と、通算4度のタイトルを手にしている。ちなみにD1GPは2001年に稲田・土屋コンビによって設立されたドリフト競技シリーズ。このD1を立ち上げた稲田、土屋コンビの2名は2010年を境にD1を離れ、現在のドリフトマッスルを立ち上げたという経緯がある。
川畑選手は2015年にD1GPで使用していたR35 GT-Rではなく、マッスルにはS13での参戦となる。非力なマシンで、ハイパワーなモンスター級のマシンを相手に「腕で勝負する!」、という気概ある戦いが見られるシーズンとなりそうだ。
もちろん、稲田・土屋とドリフトマッスル選手会会長である岡村和義選手との恒例の舌戦も引き続きあるらしいので、そちらも楽しみにしたい。
ドリフトマッスル2016シーズンのスケジュールは以下の通りとなる。
Round1 4月2日(土)・3日(日)日光サーキット
Round2 5月14日(土)・15日(日)名阪 スポーツランド Cコース
Round3 7月2日(土)・3日(日)スポーツランドSUGO 西コース
Round4 9月10日(土)・11日(日)日本海間瀬サーキット
Round5 11月5日(土)・6日(日)日光サーキット
ちなみに土屋圭市さんは、相変わらず世界を舞台に2016年も飛び回る予定だ。中国の上海や北京、台湾、フィリピン、タイ、ベトナムといったアジア各国でのスクール開催、そしてドイツ、スイス、フランスでのキング・オブ・ヨーロッパの審査委員長といった具合だ。もちろん国内でもSUPER GTの監督業もあって多忙を極める。