噂の直噴1.75リッターか2リッター、もしくはディーゼルか!?
一方、こちらも現時点では不明のパワーユニットについて。海外の自動車メディアでは1.75リッターないしは2リッターの直噴4気筒ターボと、マセラティ・ギブリと同じ3リッターV6ターボディーゼルが搭載されるとの観測がなされてきた。
今回の撮影時にはエンジンをアイドリング状態で停車していたが、かすかなカラカラ音が聞こえてきた。それがディーゼルのものなのか、あるいは直噴ガソリンのものなのかは、当然ながら確認はできなかったのが残念なところである。
3月のジュネーブショーで発表か、それとも…!?
これまで海外メディアにて報じられていた情報によると、2016年3月のジュネーヴ・ショーにてワールドプレミアに供されるとされてきたスタンダード版ジュリアだが、最新の噂ではリリースが大幅に遅れるのではないか、とも言われている。
1000万円オーバーの販売価格が想定されるジュリアQVに対して、よりリーズナブルかつ身近な価格帯で市場にリリースされるであろうスタンダード版は、いわばジュリアの本命であり、次世代アルファ・ロメオの生命線とも言える重要な位置付けだけに、今後の動向に注目したい。
(文&写真:武田公実)