ニュルを走った86マシンのナマ解体ショーが面白い!
大阪オートメッセ2016(2月12日~14日/インテックス大阪)のGAZOO Racingブース(5号館)には、トヨタFT-1とS-FR Racing Conceptといったコンセプトカー2台が壇上に上がり、ダジャレから誕生したという「クルまっちょ。」のパフォーマンスショーがあり、と盛り上がっている。
その片隅に置かれているのが、2014年のニュルマシン(ドイツ・ニュルブルクリンク24時間耐久レース参戦車両)であるTOYOTA 86。
なんとこのマシンを解体ならぬ、分解してしまうパフォーマンスが行なわれている。作業を行なうのは実際にニュルブルクリンクのレースでピット作業を担当したメカニック。
手際よく外装パーツがはがされていき、あっという間にフロントバンパー、フロントフェンダー、ドアパネルが取り外されてしまう。それでもレースの現場とは違い、しっかりと必要十分以上に安全性を確保したうえでの作業、である。
実際にストリップされた車両は間近に見ることができる。さて、わかるだろうか? 接触やクラッシュも多い24時間のレースを走りきるのに必要な剛性を確保しながら、ボディの軽量化のために細かなところまで肉抜きがなされていることが。ぜひその目でチェックしてみて!