FFと4WDの購入差額は10万8000円と悩むところ…
わずか670kgの車重に、64馬力の「走りを磨きあげた硬派なホットハッチ」、新型スズキ・アルトワークス。興味関心のある人も多いはずなので、WEB CT取材班が実際の購入に役立ちそうなシミュレーションを行ってみたので参考にして頂きたい。
駆動方式で車重が50キロも変わってしまう
アルトワークス最大の武器は、670kgの軽量ボディ。これはFFの5MTの車重であり、4WDになると50kgのプラスになる。車両価格も10万8000円(FFアルトワークス:150万9840円 4WDアルトワークス:161万7840円)の違いがあり、さらに燃費もJC08モードで、FFの5MTが、23.0km/L、AGSが23.6km/Lで、エコカー減税(減税率=取得税20%、重量税25%)対象となるのに、4WDはそれぞれ1km/Lのビハインドがある。
これらのファクターを考えると、雪国以外の人は、迷わずFFでいいのではないだろうか。
トランスミッションは5MTがマル。
次は、トランスミッションの選択。新型アルトワークスには、5MTとAGSの二種類の設定があるが、アルトターボRSが登場したときから、「5MT仕様があれば……」と、アルトワークスの登場を待ちわびていた人は、躊躇なく5MTで決まりだろう。
とはいえ、AGS車には、5MTにはつかない、下記の装備が付くので、見逃せない。
・アイドリングストップシステム
・レーダーブレーキサポート
・誤発進抑制機能
・エマージェンシーストップシグナル
・ヒールホールドコントロール
・エコクール
・パドルシフト
・シフトインジケーター