アウディの新型A4がより快適になって発表

2Lエンジン、ライトサイジングエンジンを採用し18.4km/Lを達成

　今ではミドルクラスとしてラインナップされているアウディA4。そのA4が新型となり、アウディジャパン株式会社が発表し2016年2月19日より販売される。アウディの中でも安定した人気を誇る定番モデルとなっている。先進の予防安全システムを採用し、安全性と快適性とに優れている。

　新型アウディA4の開発テーマとして、燃料消費とCO2の排出量を最大限削減し、安全性、快適性、走行性能など、大きな改善を果たした。

　安全対策は、アウディの全モデルに標準化された「アダプティブクルーズコントロール」に新たに加えた機能「トラフィックジャムアシスト」は、アクセルとブレーキに加えて、状況に応じてステアリング操作にまでシステムが介入する。それにより将来のパイロッティドドライブ（自動運転）の実現へと近づけている。

　また、従来より広くなった室内には、ナビゲーション機能を内蔵した最新のインフォテイメントシステムが搭載されている。インターネットへの常時接続を可能にしたAudi connect（Audi connectの付属機能のWi-Fiホットスポットにより、最大8台までのモバイル端末をインターネットに同時接続が可能）に加えて、複数社のスマートフォンとの接続ができるAudiスマートフォンインターフェイスにより、最高のデジタル環境も確保した。

　エンジンは、2.0 TFSIエンジンが用意されている。そのうち、フルタイム4輪駆動システムと組み合わされるハイパワー仕様は、185kW（252PS）、370Nmを発揮する。これは、従来型と比べると41ps、20Nmの向上で、その一方で、燃費効率も15.5km/Lと14パーセントの改善を果たしている。もうひとつの140kW（190PS）、320Nmを発揮する2.0 TFSIは、アウディの最新世代の「ライトサイジングエンジン」だ。これを搭載したFF仕様の新型Audi A4は、JC08モードで18.4km/Lと、2.0リッタークラスのガソリンエンジンとしてはトップレベルの低燃費を実現した（従来型と比較すると33パーセント改善）。