アウトドアでも楽しめる薪ストーブの世界
交通タイムス社が主催する大阪オートメッセでは、20周年を迎える今回、新たに “アクティブライフゾーン”(5号館-B)を展開。ゾーン内には薪ストーブの世界観を表現したブースが設けられ、薪ストーブのほか周辺アクセサリーも展示される。
まず注目の出展ブースは、三重県度会郡に店舗を構える「ひのき家・HINOKIYA STOVE」。同社は質実剛健なカナダの薪ストーブブランド、パシフィックエナジーの日本輸入代理元として知られ、そのプレミアムモデルである“オルダリー”と、ベーシックモデルの“トゥルーノース”、2機種を展示する。
オルダリーはパシフックエナジーのフラッグシップモデル。展示機はT4(グレー:39万8000円/ホウロウ:44万8000円)。必要なときだけ左右別個に展開できる天板(スイングウォーミンブシェル)も特徴のひとつで、天板を使った煮込み料理などで重宝する。
トゥルーノースTN20(19万円)。一見、飾り気のない素朴な印象ながら一般的な中型モデルを脅かすハイパワーを備え、安全性や環境面でも安心して使える。非常にコストパフォーマンスの高いシンプルモデルだ。
風格あふれる意匠や、ホウロウの美しい仕上げなど、工芸品のような趣を感じさせるオルダリーに対して装飾を排し、実用に徹したトゥルーノースと、対照的な両モデルながら、余裕の暖房性能のほか、高効率な燃焼、クリーンな排煙などをもたらす高度な技術はいずれも同じ。パシフィックエナジーならではのものだ。屋外で調理ができて暖も取れるバーベキュー ファイヤープレイス(18万円)。高さ調整ができる回転式のバーベキューグリッドを標準装備。オプションのステーキパンや中華パンをそろえれば、メニューの幅がグンと広がる。
さらに、ブース内で目を引くもうひとつのモデルが、ドイツの調理ストーブブランドとして知られるメルカトゥスの“バーベキュー ファイヤープレイス”。その名のとおり屋外で調理を楽しめ、かつ、暖炉の役割も担う薪ストーブだ。そのユニークなカタチに驚かされると同時に、コレがあれば、ガーデンパーティがどれだけ盛り上がるだろうかと見ているだけで想像をかきたてられる。
インドアだけではなく、アウトドアでも楽しめる薪ストーブの世界に直接触れることができる絶好のチャンスだ。
■問い合わせ
(株)ひのき家
TEL/FAX:0598-86-3709