オーナーなどの様々な想いを乗せて走るクラシックカー
今年のテーマとなった「三菱コーナー」には、コルト、ギャランGTO、ギャランFTO、ミニカ、デボネアなど計21台が集まっていました。コンクール大賞に選ばれたのは、三菱コルト1500でした。オーナーに直接お話を伺うと「前のオーナーが東日本大震災の義援金にあてるため、譲っていただいたクルマです。元々、旧いメルセデス・ベンツ仲間だったんです。そんな趣味が共通で、善意の仲であったことから、私の手元にこのコルト1500は来ました。クルマにいろんな想いを乗せて走っていきます」と話していた。また、このコルト1500以外に他4台も受賞をしたのでこちらでご紹介します。
新車のままの塗装を維持している三菱ギャランGTO。前のオーナーから譲っていただいたまま乗っているそうです。「色を塗って維持するのは簡単だが、当時のままだから意味がある」と薫さんはおっしゃいました。
同じく三菱ギャランGTOに乗る慶さんは親が乗っていたGTOに憧れて、ご自分で免許を取ってからGTOを夢中で探して乗っている、ということでこのGTOにも深い思いが詰まっているようです。
三菱ミニカバンに乗る則之さんは、米屋で使っていたクルマを譲っていただといいます。実際に当時のステッカーが右のフロントタイヤ付近に貼ってあり、ホッコリさせられましたぁ。
2016年で46年目を迎える照男さんの三菱ミニカ70GSSは、当時の状態のままに拘り、一切カスタムなどされていない当時のままの個体ですぅ。「モノは、いつまでも大切に使うことです。クルマは、とくに大切にすることで長く乗れるのです。それは私のクルマで証明しています」とお話ししてくれました。こういう「モノを大切に」している人の大事なクルマなのに、お役所がバカだと旧車には課税されてしまう悲しい国です。国に負けずに、みんなで頑張りましょう!
では、テーマ車を一挙総覧といきましょう。(写真をクリックすると車名が出てきます)
画像はこちら 2016年は、皆さんもクラシックカーのイベントに出向いてみてはいかがでしょうか? 心が温かくなりますよ〜!
JCCA公式ホームページ
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