コーナーリングスピードが圧倒的に速いのが特徴
軽スポーツカーの楽しさを再確認させてくれたのがホンダS660だ。2シーターミッドシップレイアウトで後輪駆動という優立性を持つものの、830kgという車両重量はアルト勢の670kgに対してどれほどのディスアドバンテージとなるのか、早速全開チェックを行った。
路面に手が届きそうな着座位置はサーキット走行では安定につながる。1コーナーに飛び込む瞬間から高いコーナーリングスピードを得ることが出来る。車重は重いので、速度の伸びはアルト勢に及ばないものの、高速で飛び込むコーナリングスピードの速さはダントツだ。限界は非常に高いため、どんどん攻め込んでいけるので病み付きになる。
ブレーキも強力で他の軽スポーツと比べても唯一4輪ディスクブレーキを装着している。筑波コース1000のシケインから最終コーナーにかけて旋回遠心力を上手く利用すると、レーシングカーに匹敵するほどの運動性能を発揮し。ラップタイムは46秒212と軽スポーツ最速の実力を見せてくれた。
画像はこちら 軽を越えたリアルスポーツ!
車種名 | ホンダS660 |
全長×全幅×全高(mm) | 3395×1475×1180 |
ホイールベース(mm) | 2285 |
車両重量(kg) | 830 |
エンジン種類 | 直列3気筒DOHCターボ |
総排気量(cc) | 658 |
最高出力 kW<PS>/rpm | 47<64>/6000 |
最大トルク Nm<kg・m>/rpm | 104<10.6>/2600 |
トランスミッション | 6速MT |
JC08モード燃費(km/L) | – |
駆動方式 | MR |
価格(消費税込み) | \2.180.000 |
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