予選を勝ち抜いたSA・PAメニューがNEXCO創立10周年で激突!
東日本/中日本/西日本高速道路株式会社および各商業施設運営会社が主催する「SA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)メニューコンテスト全国大会」が2016年1月23日に武蔵野調理師専門学校で開催され、高速道路No.1グルメが決定した。
NEXCO創立10周年を記念した今回は、「地元の食材を使用し、地域の食文化や魅力があふれるメニュー」をテーマに、全国の高速道路のSA・PAのレストランなど158店舗がエントリー。NEXCO各社が主催する予選を勝ち抜いた12店舗が高速道路グルメNo.1グルメの座をかけて熱戦を繰り広げた。
●グランプリ 北陸自動車道・有磯海SA[下り] 越中とやま 食の玉手箱“旅のしおりに想いを込めて”(3200円) 審査員は「中華の鉄人」としてお馴染み、四川飯店オーナーシェフの陳 建一さんを審査委員長とする、料理界やマスコミで名を馳せる、そうそうたる顔ぶれ(6名)。全員が12品すべてを実食、もっとも高い評価を得たメニューがグランプリの栄冠を手にする。
審査基準は美しさや料理としてのバランスのほか、彩り、盛り付け、器のこだわり、またコストパフォーマンスなど5項目にわたり、いずれ劣らぬ逸品メニューが並ぶなか、見事、グランプリに輝いたのは富山県魚津市にある北陸自動車道・有磯SA(下り)の「越中とやま 食の玉手箱“旅のしおりに想いを込めて”」。五箇山豆腐、ブリ、甘エビ、紅ズワイガニなど、冬に味わいを増す富山の食材を、和洋中の巧みなアレンジで盛り込んだ創意工夫が高く評価された。
●準グランプリ 常磐自動車道・Pasar守谷[上り] 茨城イタリアン フルコース ファンタジーな料理の世界(2980円)
●準グランプリ 山陽道・下末SA[上り]〜やまぐち 味百景〜(1850円)
画像はこちら もちろん、今回の大会に出ていない全国のSA・PAにもわざわざ立ち寄ってでも味わいたい絶品メニューが数多く存在する。どうやら、味わいは二の次、手軽に済ませるイメージのあったSA・PAの食事に対する認識を改める必要がありそうだ。
●審査委員と受賞者の面々
●「どれも甲乙つけがたかった」と陳 建一審査委員長
●「歓びを共に苦労した仲間たちと分かち合いたい」と語るグランプリを受賞した畑料理長
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