BMW「3 シリーズセダン」にプラグイン・ハイブリッド・モデルを発表

スポーツセダンBMW 330e発表

　ビー・エム・ダブリューは、BMW 3シリーズセダンにプラグイン・ハイブリッド・モデルを追加することを発表した。BMWにとって、プラグイン・ハイブリッド・モデルはi8に続く第2弾モデルとなる。

　1975年に初代モデルが登場したBMW3シリーズは、これまでに全世界で1400 万台以上を販売している。現行モデルは、2015年9月にマイナーチェンジを受けている6代目。3シリーズセダンには、5＆7シリーズと同様にアクティブハイブリッド3（2013年よりラインナップ追加）という、3.0L直6ターボエンジン＋モーターのハイブリッド車をラインナップしていたが、現在は販売終了。順次このアクティブハイブリッド車をプラグイン・モデルに切り替えていくことになる。

　今回登場するプラグイン・ハイブリッド・モデル330eは新世代の直4エンジンに高出力のモーターを搭載。モーターは8 速ATと一体化され、システムトータルで、185kW(252ps)／ 450Nm(45.9kgm)を発揮。プラグイン・ハイブリッド・モデルながら前後重量配分は約50対50を実現する。０→100km/h加速は6.1 秒(欧州仕様車)。バッテリー容量7.7kWhのリチウムイオン・バッテリーを搭載し、バッテリーだけで37km（時速120kmまで）の走行が可能。

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　エコカー減税対象車の認定を取得予定し、自動車取得税・重量税が免税(100%減税)となり、翌年度の自動車税も 75%減税となる。

　なんと、その価格は標準モデルで554万円と非常に戦略的な価格設定としているのも特徴である。554万円（330e）から599万円（330e M Sport）までとなる。1月26日より注文受付開始。納車は2016年3月からという予定だ。

BMW２シリーズにもプラグイン・ハイブリッド車を追加

　BMW2シリーズのアクティブツアラーにもプラグイン・ハイブリッド・モデル、225xeを追加。こちらは新世代・1.5L直列3気筒エンジン、そしてモーターが後輪を担当する4輪駆動モデルとなる。バッテリーだけで42.4kmの走行が可能。システム出力は165kW(224ps)／385Nmで、0→100km/ｈ加速は6.7秒。価格は225xe Luxuryで488万円、225xe M Sportで509万円となる。