2016年2月18日から発売スタート!
2015年3月に開催となったジュネーブショーでコンセプトカー「iM-4」として、そして同じく2015年10月に開催の東京モーターショーで参考出品された「イグニス」が、ついに市販車として登場した。
その外観は、シンプルアイコニック、シンプルスタンダードというデザインテーマでまとめられている。これまでのスズキの往年の名車のデザインモチーフがあちらこちらに散りばめられており、スイフトのブラックアウトされたAピラー、フロンテクーペのCピラーの造形、セルボのグリル内に配置したヘッドライト、エスクードのフェンダーガーニッシュといった、非常に印象的なスズキ車を思い出すものが散見できる。
ホイールベースは2435mmで、室内長は2020×室内幅1365×室内高1250mmとなる。前後乗員間距離で見れば、車格がひとつ上のスイフトよりも30mm広いという。
リアシートは上級グレードでは5:5分割スライド&可倒式で荷室のアレンジでさまざまなシーンに対応可能。
クロスオーバー車ということもあって、最低地上高180mm、アプローチアングル20度、デパーチャーアングル38.8度(4WD車は38.3度)を確保。フェンダーを大きく張り出してレイアウトして、クロスオーバーらしい力強さをアピールする。
ビスカスカップリング式の4WDシステムを採用した4WD車も全グレードで設定。急な下り坂などで車速を抑えることができるヒルディセントコントロールや、雪道やぬかるみなどでの発進時にサポートするグリップコントロールといった安心の機能も装備。ちなみに4WD車は荷室のアンダーラゲッジのサブトランクスペースが少なく(106L→36L)なる。
ソリオでも使われる軽量かつ高剛性のAセグメント用新プラットフォームを採用し、全車に、ISG(モーター機能付発電機)と専用リチウムイオンバッテリーを組み合わせたマイルドハイブリッドとK12C型デュアルジェット(1.2L DOHC 吸排気VVTエンジン)を搭載し、28.8km/L(HYBRID MG/FF車)を実現する低燃費性能と力強い走りを実現する。もちろん全車エコカー減税対象車となる。
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