【ライバル比較】最新スポーツカー5台を1000kmツーリングで実力診断 (4/4ページ)

各車両ディテール/スペックチェック!

ホンダ・シビック・タイプR〉

マツダ・ロードスターRS〉

〈レクサスRC200t〉

〈VWゴルフGTI〉

アウディTT〉

長距離乗ってわかったマルとバツ!

〈ホンダ・シビック・タイプR〉

積載力を求めて後席を格納する際のダイブダウン機構は、パッケージ効率を高める仕組みとしてスポーツモデルでも大歓迎。バツな点は、スピードメーターがハンドルに隠れて見えづらいこと。スポーツモデルということに関係なく要改善点だ。

〈マツダ・ロードスターRS〉

エアコンやセンターモニターのコントローラーなど、シンプルなデザインと操作手法で直感的かつ容易に操作できるのがいいところ。逆に気になるポイントは、室内空間が狭くスポーツモデルに大事なシートポジションが取りづらい点である。

〈レクサスRC200t〉

走りのキャラクターを選択するドライブモードスイッチが、手軽に操作できる特等席にあるのがいい。気になったのはステアリングが滑りやすく、ギュッとハンドルを握る必要があること。長時間は疲れるし微細なハンドル操作がしづらい。

〈VWゴルフGTI〉

少し慣れは必要だが、ハンドル部に主要な操作スイッチが集約されているから運転に集中しやすい。気になるのはスタイリッシュなアルミ製ペダルカバーが、雨の日など濡れた靴で操作すると滑りやすく踏み外しそうになることだ。

〈アウディTT〉

情報量が多く、何がどこに表示されているかなど慣れが必要だが、真正面のメーター画面に全情報が集約表示されるのは運転に集中できていい。逆にMMIコントローラーは直感操作がしづらく、スイッチを見ながらの操作になる点はイマイチ。

〈ドライバースシートチェック〉

乗り心地は足まわりとシートクッションで決まる。タイプRはクルマの状況を掴みやすくする薄いクッションをしなやかな足と組み合わせて乗り心地を見事に確保。TTやRCのように肩や腰だけでなく上半身全体を広い面で支える構造は拘束感が緩和できるメリットあり。

 燃費結果

編集部~久居IC久居IC~青山高原~伊賀~青山高原~名阪国道・伊賀IC伊賀IC~編集部
距離(km)418.1198.6413.9
平均速度(km/h)873991
走行ステージほぼ高速一般道のみほぼ高速
シビック・タイプR13.29.416
RC200t11.2711.6
ロードスター16.411.817
ゴルフGTI13.29.913.9
TT12.710.813

 (文:五味康隆)


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車名シビックロードスターRC200tゴルフTTクーペ
グレードタイプRRSFスポーツGTI2.0TFSIクワトロ
全長×全幅×全高 (mm)4390×1880×14603915×1735×12354695×1840×13954275×1800×14504180×1830×1370
ホイールベース (mm)26002310273026352505
車両重量 (kg)13801020168013901370
パワーユニットタイプ直列4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHC直列4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHCターボ直列4気筒DOHCターボ
排気量 (cc)19951496199819841984
最高出力 (ps/rpm)310/6500131/7000245/5800220/4500ー6200230/4500ー6000
最大トルク (Nm/rpm)400/2500ー4500150/4800350/1650ー4400350/1500ー4400370/1600ー4300
駆動方式FFFRFRFF4WD
トランスミッション6速MT6速MT8速AT6速MT6速Sトロニック
JC08モード燃費 (km/L)1317.2131614.7
価格 (万円・税込)428319.68583389589

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