クラシカルなデザインが人気の「ミツオカの流儀」にならった1台
2014年に登場した光岡自動車の最新モデル、リューギ(流儀)はクラシカルな外観と、地球環境に配慮した最新テクノロジーのハイブリッド車という、他にはない独自のテイストを持つ一台である。
ベースとなるのはトヨタの2代目カローラ・アクシオで、1.5Lガソリンエンジン車(FF/4WD)および1.5Lエンジンを使用したハイブリッド車(FF)という2つのパワートレインのラインナップで7グレードで展開している。昨年10月には、15台限定の特別仕様車「リューギ ヤマト」をリリースしてもいる。
今回、そのリューギに、セダンボディとは別に、ワゴンモデルを追加し、ラインナップに加えることとなった。
クラシカルな外観とハイブリッドという最先端技術にユーティリティをプラスし、より高い付加価値と汎用性を持たせた、という。
ワゴンボディでありながら、セダンと同じ全長にこだわったデザインを採用。しかし、きっちり407Lのカーゴスペースを確保し、6:4分割可倒式のリアシートを活用することで多彩なライフスタイルに合わせることができるとしている。
リアの処理については苦労の後も見えるが、セダンと同じコンビランプを使用し、セダンと同じ全長に収めている。この車両の開発課責任者の青木孝憲さんは「違和感なくセダンからの乗り換えができることに配慮した結果、セダンと同じ全長にすることに決めました。フロントフェイスはセダンと同じ。サイドビューはワゴンならではのスラッとしたのびやかなデザインを採用しています。」
画像はこちら 本来、オーナー・ニーズとして、パーソナルカー需要が多いことで知られている光岡の車両だが、近年若返りも見られるということで、若者層への訴求も考えてのラインナップ展開となったようだ。ボディカラーはセダンよりも多い7色を用意し、アクティブなユーザーにも受け入れやすいモデル展開となる。
このリューギ ワゴンのベースはもちろんカローラ・フィールダーである。フィールダーには、1.5Lガソリンエンジン車(FF/4WD)とハイブリッド車(FF)以外に 1.8Lエンジン(FF)モデルも存在するが、このリューギワゴンでは、1.5Lガソリンエンジン車(FF/4WD)とハイブリッド車(FF)のみの設定 となっている。これについて青木さんは「このリューギというクルマの選択として、1.8Lエンジンの必要性はないと考えています」という。
価格はHYBRIDが339万8760円。15DX(CVT)が301万1040円、15DX 4WD(CVT)が316万1160円(いずれも税込み)となっている。1月22日(金)より全国一斉発売となる。
光岡自動車ホームページ