ホンダ・アクセス有志製作の「S660ネオ・クラシック」がスゴイ!?

2016年はクラシックカーをオマージュしたクルマが売れる!?

 東京オートサロン2016には、たくさんのカスタムカーが展示されていた。その中でも気になった車種をご紹介していきたい。今回お見せするホンダアクセスが軽オープンスポーツのS660をベースにクラシックに仕上げた「S660Neo Classic Concept」だ。フロントのライト周りは、ホンダN-ONEのものを流用していることにより、ホンダS600やS800に似たテイストに仕上がっている。サロン_906

 数年前からレトロでお洒落な1960年代から70年代のファッションが流行しつつある昨今。ファッション業界は、2016年春にレトロな柄に注目すべきと言われている。自動車業界も、2007年からクラシカル風な現代車をコンセプトや実際に発売をしている(N-ONEやMINI、Beetleなど)。

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 ホンダアクセスが目を付けたのは、ホンダのS660だ。1964年にデビューを果たしたS600を現代にインスパイアさせたようにも見える。屋根はハードトップではなく、S660のアフターパーツとして人気の赤のソフトトップを利用している。リアに回り込むと、まるでS660とは思えない作り込みに驚かされる。イタリアのザガート(ボディ架装メーカー)が手がけたかのような流麗なデザインとなっている。一見するとベースとなっているS660が、まるでわからないほどにカスタイマイズされている。聞くところによると、ホンダ・アクセス社内でコンペが行われ、勝ち抜いた有志が作り上げたと言う(有志はN labと令名されている)。

 これほどの出来映えを見ると、ぜひとも市販化して欲しい1台である。なおこのクルマは、会場で開催された東京国際カスタムカーコンテスト2016のKカー・コンパクトカー部門で最優秀賞を獲得するほどの人気となっていたことを付け加えておきたい。

 さらにその隣にあったのがホンダN-ONEのピックアップトラック、フレンドリー2シーターだ。軽トラックも可愛く、クラシカルに仕上げることにより愛着を持つことが出来るだろう。木目調を使用することによりあたたかみを感じることが出来るだろう。将来、クルマと同じように笑顔で楽しみたいものだ。

ホンダアクセス公式ホームページ

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