“ADVAN=スポーツ”を強烈に印象づけてくれる
横浜ゴムを牽引する存在といえば、ADVAN(アドバン)である。世界的に見ても知名度が高いのは、そのハイレベルなパフォーマンスによるものだといっていい。タイヤはもちろん、ホイールもすべて高性能だ。
横浜ゴムは、オートサロンでタイヤとホイールブースを展開。とくに同社の旗艦ブランドである「ADVAN(アドバン)」を全面に押し出し、ハイレベルなパフォーマンスを改めてアピールしていた。
タイヤブースでは、2016年からADVANのレーシングタイヤをワンメイク供給する全日本スーパーフォーミュラ選手権のマシンとSUPER GTの参戦マシンを展示。ADVANブランドのイメージはズバリ走りであることを強烈に印象づける。
レースカーとともにブースで注目を集めていたのが、ADVAN Sport V105(アドバン・スポーツ・ブイ・イチマルゴ)を装着したポルシェ・パナメーラとレクサスRCだ。ADVAN Sport V105に採用された技術とそれがもたらす走行性能を、欧州車と国産車のカスタマイズカーでアピール。
参考出品として、新スポーツラジアルのプロトタイプ「ADVAN A052」を国内初披露。スポーツラジアルに求められるグリップ力やコントロール性、さらに剛性を高い次元で達成したタイヤだが、転がり抵抗や騒音にも配慮するなど、これまでのスポーツタイヤとは一線を画す製品として製品化が進められている。
ホイールブースではADVAN Racing(アドバン・レーシング)ブランドの展示がメイン。ADVAN Racing RS-DFの18インチモデルやADVAN Racing RG-Dの後継モデルを初披露。さらにADVAN Racingとして史上初の軽自動車向け商品も展示するなど、新たな試みにも注目が集まっていた。