細部にこだわるのがファッションブランドならでは
日産の売れ筋コンパクトカーをベースにファッションブランドのエッセンスをプラス。マーチ、ノート、ジュークとLolita Lempicka(ロリータ・レンピカ)のコラボレーションは、新しいカスタムの世界を提案する。
日産とNISMO(ニスモ)の共同ブースには、コンセプトモデルとコンプリートカー、さらにライダーをはじめとした市販モデルなどを出展。広大なブースに日産のカスタマイズ&チューニングワールドを展開していた。
2015年SUPER GT GT500クラスで2年連続チャンピオンとなったMOTUL AUTECH GT-Rやニスモのコンプリートモデルが並び、日産のスポーツイメージを象徴している一方で、なにやらオシャレなコンセプトモデルが来場者の目を引いていた。
コンセプトモデルのネーミングは、Lolita Lempicka(ロリータ・レンピカ)といい、
ベース車はマーチ、ノート、ジュークという日産の看板車種3台だ。ロリータ・レンピカとは、1984年に設立されたフランスのファッションブランドで、日産車との結びつきが強く、フランスではマイクラ(日本名マーチ)のコラボレーショングレードを手がけてきた。
今回発表した3台は、マイクラ Lolita Lempickaのスタイルや素材を採用して仕上げられている。
3台ともにボディカラーをホワイトとし、外装パーツはすべて専用品。サイドウインドウからルーフにかけてブラックとしている。単なるツートーンカラーではなくブラックレザー調のルーフラッピングとすることで上品な趣きになっている。
インテリアも専用ボタン引きのブラックレザーシートを採用しており、クルマのキャラクターに合わせたデザインとするなど、ファッションブランドならではのこだわりを感じさせてくれる。
クルマとファッションブランドのコラボというのは、これまでにもいろいろとあったが、どことなく性別を意識させるものが多かった。+Lolita Lempickaは、ユニセックスな雰囲気が漂っており、性別を問わず選ぶことができるはずだ。これに乗っているだけでオシャレ感度の高い人に見られるかもしれない。
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