MotoGPのチームイメージを表現した本格軽スポーツ
アルトワークスのポテンシャルが高いことは、すでに多くの人が実感しているところだろう。その能力をさらに引き上げるべく、フットワークチューンや軽量化を行ったのがアルト ワークス GPなのだ。
S660やコペンといった軽自動車のスポーツモデルが注目を集めているが、スズキは往年の名車アルトワークスを復活させて軽自動車スポーツの盛り上がりをさらに加速させた。今回のオートサロンでは、まさに当然のごとくアルトワークスをベースにしたカスタムモデルを出展。アルト ワークス GPと名付けられた、いかにも走りを予感させる1台が来場者の熱い視線を独り占めしていた。
アルト ワークス GPは、2輪の「FIMロードレース世界選手権(MotoGP)」に参戦する「チームスズキ エクスター(Team SUZUKI ECSTAR)」のワークスマシンをイメージして作られている。MotoGPのマシンと同じカラーリングにカーボン製のボンネットを採用することで、レーシーな雰囲気を醸し出している。
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サーキットを走るマシンのイメージをより強調するべく、
車高調サスペンションやスポーツホイール(エンケイ製)を装備。
タイヤはノーマルの165/50から185/55(銘柄=RE-
71R)へとサイズアップし、
本格的なスポーツ走行にも対応できる。
車内にはロールバーを備え、
追加メーターや6点式のシートベルトを装着するなど、
ドライバーが乗り込んだ瞬間からスポーツドライブへ誘ってくれる
仕様となっている。
参考出品のコンセプトモデルだが、
純正に設定のない鮮やかなボディカラーは、
アルトワークスのスポーティイメージにピッタリ。また、
カーボンボンネットなどもカスタマイズアイテムとして「欲しい」
と思ったユーザーも多いはずだ。反響次第では製品化もあり得る!
?と思わせるほどの完成度だけに期待が膨らむ。
スズキ公式ホームページ
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