マツダ・ロードスターRacing Spec.でモータースポーツが今すぐ始められる! 2016年1月16日 パーティレースや国内ラリーに興味あるユーザー必見 パーティレースをはじめ、ユーザー参加型のモータースポーツの場を作り続けてきたマツダならではのカスタムモデルがRacing Spec.(レーシングスペック)シリーズだ。デミオとロードスターをベースに、それぞれに合ったカスタムを提案する。2015年10月にロードスターとデミオのモータースポーツのベース車両が発売された。ロードスターの「NR-A(エヌ・アール・エー)」、デミオには「15MB(イチゴー・エム・ビー)」という名称が与えられ、競技志向のユーザーから注目を集めている。今回オートサロンに出展されたRacing Spec.シリーズは、NR-Aと15MBをベースにマツダが競技規則に沿ってカスタマイズした、モータースポーツビギナーに対して「こういうことができます」というお手本ともいえる。 ロードスターNR-Aは、ナンバー付車両を使用したロードスターのワンメイクレース(JAF公認)であるパーティレースに参加できる車両である。本格的なサーキット走行を想定し、車高調機能付きのダンパー(ビルシュタイン製)を採用。そのほか、ハードな連続走行に対応するべく大容量ラジエーター、大径ブレーキなどをも装着し、冷却性と耐久性を向上させている。このベース車に、さらにロールバーや牽引フックを加え、カラーリングやデカールを備えることで、そのままパーティレースへ参戦できる仕様に仕上げている。 NO CAPTION NO CAPTION NO CAPTION NO CAPTION NO CAPTION 一方のデミオ15MBは、ジムカーナやダートトライアルへの参加を想定したモデルだ。パワーユニットは1.5Lガソリンエンジンに、6速のSKYACTIV-MTの組み合わせ。ブレーキが大径化することでコントロール性を高めているのもポイントだ。Racing Spec.ではさらに、ロールバー、牽引フック(フロント&リア)、消化器やラリーコンピューターを装備。エクステリアも大型のマッドフラップやアンダーガードを装着するなど、国内ラリーへの参戦を可能にするアイテムが備わっている。 モータースポーツへの積極的な参戦を促すマツダらしいカスタマイズの提案といえるだろう。 マツダ公式ホームページ [関連記事] 横浜ゴム「アイスガードファイブプラス」は環境変化への適応能力が高い! ル・マンに挑んだ日本の勇敢なチャレンジャーたち[トヨタ/日産/マツダ] これを知っていたら「昭和の自動車好きベスト5!」 画像ギャラリー 前の記事【ムービー】東京オートサロン会場で公開のトヨタCH-Rレーシング主査を直撃! 次の記事ニュル仕込みの「86 GRMN」はトヨタの本気度合いが別格! 関連記事 カテゴリー 自動車コラム ロードスターとかMAZDA2でさえ「大人な色」だらけ! 昔のマツダは信じられないほど「ド派手でカラフル」だった TEXT: すぎもと たかよし 2025年03月23日 カテゴリー 自動車コラム 究極の高効率エンジン「SKYACTIV-Z」+ハイブリッドは驚くべき環境性能の予感! マツダの「これから」は絶対面白い TEXT: 山本晋也 2025年03月20日 カテゴリー 自動車コラム 平成初期の若者がうらやましすぎる! 90年代スポーツがいま見返すとバーゲンプライスラッシュだった TEXT: 松村 透 2025年03月19日 カテゴリー 新車試乗記 動画 大幅改良を受けたマツダCX-60に中谷明彦が試乗! 新グレード「SP」も含めた3グレードの走りを試す【動画】 TEXT: WEB CARTOP 2025年03月15日