マツダ提唱のRacing Conceptは「毎日楽しめる走り」がキモ!

気持ちよくドライブできるのがマツダ車カスタムの流義

 Racing Concept(レーシング コンセプト)といっても走りに特化したカスタムではない。爽快な走りを楽しみながら、日常的なシーンでも不満を感じさせない乗り味を追求しているのがいかにもマツダ流カスタムといえる。マツダは「Racing Concept(レーシング コンセプト)」と銘打った3台のカスタマイズモデルを出展した。レーシングコンセプトとは、マツダが実施している参加型モータースポーツイベントを楽しむための車両として提案されたモデルである。RacingConcept_01レーシングといっても、走りだけに特化していないのがポイント。3車ともにスポーティなカスタムを施しながら、毎日乗るクルマとして必須の能力である実用性や居住性は犠牲にしていないのだ。あくまでもトータルバランスの良さを念頭におきながら、通勤や買い物のアシとして使えたり、音楽を聴いたり、スポーツ走行も楽しめるクルマに仕上げられている。

 ロードスターはRSをベースとし、フロント、サイド、リヤに「MAZDASPEED(マツダスピード)」製エアロを装着している。ブラックを基調としながら赤のペイントをアクセントカラーに加えオリジナリティを演出。車高調サスペンションやパフォーマンスバーにより、日常での実用性を犠牲にすることなくサーキット走行でも高いパフォーマンスを発揮する。

 


アテンザもMAZDASPEEDのエアロをチョイス。足もとにはレイズ製のHOMURA 2×9の20インチを履き、エレガントかつダイナミックなスタイルに仕立て上げている。注目は車内の静粛性と音響にこだわっている点。ドアパネルはアウターパネルに制振材を施工し、さらに内張に制振材に加え、吸音材も装着している。カーオーディオカスタムで定石となっている音質向上策を講じることで、風切り音やロードノイズをシャットアウト。もちろん、音響機器の性能をフルに引き出すことが可能となる。会場では、その能力を体感してもらうべく、ハイレゾ音源を再生するデモが行われていた。

 


CX-3は2015年のオートサロンにも出展されていたモデルだ。こちらもMAZDASPEEDのエアロを装着してスポーティイメージを強調。車内は上質なアルカンターラでコーディネートされ、運転席まわりのデコレーションパネルと相まって、ドライバーはもちろん同乗者も満足できる仕様となっている。足まわりは車高調サスペンション、19インチアルミホイール(レイズ製BLACK LABEL)を装着。
ロードスター、アテンザ、CX-3ともにマツダ車ならではのスポーティイメージを強調するカスタムが施されているのが大きな特徴だ。

マツダ公式ホームページ

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