快適性や実用性を損なわないハイレベルな仕上げはホンダアクセスならでは
ホンダ車を知り尽くしたModulo(モデューロ)がステップワゴンのパフォーマンスを引き上げるアイテムを提案。迫力のスタイリングと空力特性を両立したエアロパーツ。さらにミニバンらしからぬ冴えた走りをさらに引き立てるワークスチューンのサスペンションキットに注目したい。
ホンダブースではModuloが手がけたステップワゴンが、来場者の注目を集めていた。STEP WGN Modulo Conceptは、ドライバーが意のままに操れる卓越した操縦性能を具現化する専用チューンのサスペンションを装着。車高を15mmローダウンさせることでスタイリッシュな雰囲気を強調しているが、注目すべきはむしろハンドリング性能の向上にある。とくにミニバンの場合、背の高さゆえに生じるステアリングレスポンスの鈍さを感じることがあるが、こうしたウィークポイントを解消すべく、路面との接地感にこだわったセッティングがなされているという。
具体的には車高を下げつつも十分なストローク量を確保し、爽快なハンドリングと快適な乗り心地を両立している。そもそも低重心設計がもたらす走りのよさに定評のあるステップワゴンだが、このサスペンションキットによって素性のよさに磨きをかけることができるということだ。
エクステリアは、空力特性を追求したエアロバンパーやディフューザー形状のリアバンパーガーニッシュを採用することで高速走行時の直進安定性が引き上げられているようだ。見える部分もさることながら、エンジンアンダーカバーについても変更が加えられている。これにより、フロントから取り込んだ走行風が下方へと流すことで優れた直進安定性を実現する。フロントバンパーの開口部にはアクセントとなるメッキパーツをあしらい、左右に配置されたビームライトとあいまって強烈な存在感を放つとともに、スポーティイメージを強調している。
画像はこちら 一方、インテリアは純正のシンプルなデザインを活かしながら、シートの表皮をステアリングホイール、シフトノブなど手が触れる部分を変更。合わせてインテリアパネルなどもコーディネイトすることで、深みや落着きを感じさせる上質な空間に仕上げて、ドライバーはもちろん、パッセンジャーにも快適な移動を約束する。
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