タイタンXDのコンセプトモデル、その名は「ウォーリアコンセプト」
広いアメリカで最も売れているクルマは、フレーム式の「ピックアップトラック」だ。発展途上国のように荷物や人を載せる“道具”ではなく、パーソナルカーとして使用するケースがほとんどだ。その中でも、大柄なサイズで伝統的なフレーム式シャシー&大排気量エンジンが組み合わされる「フルサイズピックアップ」の人気が高く、全米で最も売れているジャンルなのだ。そのため、フォード/GM/FCAのアメリカ勢はもちろん、日本勢も重要なモデルとしてラインナップを行なっている。
フロントマスクはブラックアウト、ヘッドランプは日産デザインのアイコンの一つであるブーメラン形状を採用。全幅はノーマル+153mm、全高は専用サスペンション+専用アルミホイール&37インチタイヤの組み合わせで+71mmに変更。ガンメタ+オレンジのアクセントのボディカラーと相まってかなりワルな印象だ。ちなみにパワートレインはカミンズ製のV8-5.0Lターボと変更はない。
一方、インテリアはカーボン/アルミ/レザーを随所に用いることで質感を大きく向上。オレンジステッチのシートや専用ステアリングなどが採用されている。
市販化の予定はないそうだが、更にエンジンに手を加えるなどしてフォードF150ラプターのようなに高性能バージョン「タイタンXD NISMO」として販売してもいいような気がするのだが…。
(写真:青山義明)
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