日本メーカーは3社長が登壇する熱の入れよう
1月11日(月)に開幕した北米国際オートショー2016(North American International Auto Show 2016、通称:デトロイトショー)。ミシガン州デトロイトのダウンタウンにあるCOBOセンターでは、2日間にわたり各国のメディア関係者を集めたプレスデーが予定され、早朝から各社がプレスカンファレンスを行なった。
今回日本勢で真っ先にプレスカンファレンスを行なったのが、日産が展開している高級車ブランド「インフィニティ」であった。ちょうど1年前のこのデトロイトショーでは、インフィニティの「Q60コンセプト」が発表されたが、その市販モデルのQ60がついに登場となった。このプレスカンファレンスに登場したのが日産自動車のカルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)である。
それに引き続いて、レクサスもプレスカンファレンスを行なったが、そこには、トヨタの豊田章男社長が登場。このカンファレンスでは、東京モーターショーで登場したコンセプトモデルLF-FC、そして、「L」と名が付けられた新しいレクサスの最上級クーペであるLC500を発表。豊田社長がモーターショーでのレクサスのプレスカンファレンスに登場したのは今回が初めて、であった。
さらに引き続いて行なわれたホンダのプレスカンファレンスには、八郷隆弘社長が登場。昨年就任したばかりの八郷社長のモーターショーでの登場は、昨秋の東京モーターショーに続いて2度目、北米では初めての登場となった。
日本各メーカーの力の入れようがわかる、そんなデトロイトショーの一面が見えたプレスカンファレンスであった。
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