50年前のたったスバル水平対向4気筒1000ccエンジンに「参った!」
1966年5月14日 に、東京の品川にある高輪プリンスホテルで「スバル・1000発売発表会」が開催された。A522という開発名で進められたプロジェクトが、いよいよ東京を始め、名古屋や大阪といった全国展開を完了したのは、7月となった。つまり、スバルのアイデンティティである水平対向4気筒エンジンが登場してから、2016年で50年を数えることになる。
今回、スバルから試乗のお許しをいただいたスバル1000デラックスだが、この個体は富士重工業に勤務していた重鎮のワンオーナーカーが寄贈されたものらしい。メーター上の走行距離数は、わずか8000キロ(!)。それを裏付けるように塗装のひび割れもダッシュボードのひび割れも一切見受けられないし、シートのへたりもまったくなかった。
全長(mm) | 3930 |
全幅(mm) | 1480 |
全高(mm) | 1390 |
エンジン型式 | 水平対向4気筒OHV |
排気量(cc) | 977 |
最高出力(ps/rpm) | 55/6000 |
最大トルク(kg-m/rpm) | 7.8/3200 |
トランスミッション | フルシンクロ MT4速 |
乗車定員(名) | 5 |
重量(kg) | 680 |
最高速度(km/h) | 135 |
駆動方式 | FF |
[関連記事]